暑い季節はもちろん、一年を通して愛されるひんやりスイーツ。「ジェラート」と「ソフトクリーム」はどちらも身近なアイスクリームですが、「実際のところ、何がどう違うの?」と聞かれると、パッと答えるのが難しいかもしれません。
「見た目の形の違い?」「発祥の国の違い?」など、疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実は、ジェラートとソフトクリームの大きな違いは、「成分の割合」「空気の含ませ方」「提供温度」の3つにあります。
今回は、アイスクリームのプロが「ジェラートとソフトクリームの決定的な違い」を分かりやすく徹底解説します!知っておくと、次に食べるときがもっと楽しくなりますよ。
【結論】違いが一目でわかる!比較表
まずは、ふたつの違いをまとめた比較表をご覧ください。
| 項目 | ジェラート | ソフトクリーム |
| 発祥国 | イタリア | アメリカ |
| 乳脂肪分 | 4〜8%(低め) | 8%以上(高め) |
| 空気の含有量(オーバーラン) | 30%前後(少なめ) | 30〜70%(多め) |
| 提供温度 | -8℃〜-10℃(やや高め) | -5℃〜-7℃ |
| 食感・味わい | なめらかで素材の味が濃厚・さっぱり | ふんわり軽やかでミルク感が濃厚 |
一見似ているように見えますが、原料のバランスや作り方が大きく異なることが分かりますね。それでは、3つの大きな違いについて詳しく掘り下げていきましょう。
ここが違う!3つの決定的なポイント
① 乳脂肪分:ヘルシーでさっぱりなジェラート vs ミルク感たっぷりのソフトクリーム
日本の医薬品医療機器等法(旧薬機法)や乳等省令などの分類において、アイスクリーム類は脂肪分によって「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」などに分かれます。
ソフトクリーム:
一般的に乳脂肪分が8%以上のものが多く、分類としては「アイスクリーム」に該当することが多いです。そのため、一口食べた瞬間から濃厚なミルクのコクが広がります。
ジェラート:
イタリア語で「凍った」という意味を持つジェラートは、乳脂肪分が4〜8%ほど。日本の分類では「アイスミルク」または「ラクトアイス」にあたります。乳脂肪分が控えめな分、カロリーや脂質が控えめでヘルシーなのが特徴です。
② 空気の含有量(オーバーラン):素材そのものの味 vs ふんわり軽い口溶け
アイスクリームを作る際、冷やしながら混ぜ込む空気の量のことを「オーバーラン」と呼びます。この空気の量が、食感を大きく左右します。
ソフトクリーム(オーバーラン 30〜70%):
たっぷりと空気を含ませて作るため、あのようにふわふわと柔らかく、口の中でスッと消えるような軽い口溶けが生まれます。
ジェラート(オーバーラン 30%前後):
空気を含ませる量が少ないため、密度が高く、ねっとりとした独自の「なめらかさ」に仕上がります。素材そのものの風味や果汁感がダイレクトに味わえるのは、この空気の少なさのおか
げです。
③ 提供温度:絶妙な温度が引き出す「一番おいしい瞬間」
意外と知られていないのが「温度」の違いです。どちらも冷たいスイーツですが、提供される温度には数度の差があります。
ソフトクリーム:
-5℃〜-7℃ 程度で提供されます。口の中でスッと溶けるのに最適な温度です。
ジェラート:
-8℃〜-10℃ 程度と、ソフトクリームより少し低めですが、一般的な市販のカップアイス(-18℃以下)に比べるとかなり高い温度で保存・提供されます。
ジェラートが少し高めの温度で提供される理由は、冷やしすぎないことで素材の香りや味わいを舌で感じやすくするため。果実の酸味やナッツの香ばしさを最大限に引き出すための、プロのこだわりなのです。
あなたはどっち派?気分に合わせたおすすめの選び方
どちらも魅力的なスイーツですが、その日の気分やシチュエーションに合わせて選ぶのがおすすめです!
こんなときは「ジェラート」がおすすめ!
フルーツやナッツなど、素材そのものの濃密な味わいを楽しみたいとき
食後のデザートとして、さっぱりとヘルシーに楽しみたいとき
色鮮やかな見た目や、豊富なフレーバー選びを楽しみたいとき
こんなときは「ソフトクリーム」がおすすめ!
とにかく濃厚なミルク感やバニラのコクを味わいたいとき
ドライブ中や観光地で、ふんわり軽い食感を楽しみたいとき
出来立てならではの、なめらかな口溶けを堪能したいとき
絶品ジェラートを味わうなら!札幌でおすすめの2店舗をご紹介
ジェラートならではの「素材を引き立てるフレッシュな味わいとなめらかな食感」を体験してみたい方は、ぜひ札幌で話題の人気店に足を運んでみてください。
① 旬の美味しさをギュッと凝縮「GELABO(ジェラボ)」
画像引用:北海道ジェラート | 札幌のジェラート専門店 ジェラテリアジェラボ – GELATERIA GELABO
札幌市豊平区福住に本店を構える「GELABO(ジェラボ)」は、本場イタリア製のジェラートマシンを使用し、素材の味わいを最大限に引き出したジェラートを提供する人気専門店です。
画像引用:北海道ジェラート | 札幌のジェラート専門店 ジェラテリアジェラボ – GELATERIA GELABO
赤井川村の山中牧場の牛乳をベースに使用し、フルーツは旬の美味しさをそのまま閉じ込めるために生の果実から手作りする徹底ぶり。
常に15種類以上のフレーバーが並び、季節ごとに変わる豊かな味わいは、一度食べたら虜になる美味しさです。
自家通販はこちらから
商品一覧 – GELATERIA GELABO
② 熟成焼き芋×本格ジェラートの極上コラボ「Imoterria GELABO(イモテリア ジェラボ)」
画像引用:IMOTERIA GELABO – GELATERIA GELABO
GELABOの姉妹店として話題を集めているのが、焼き芋とジェラートの専門店「Imoterria GELABO(イモテリア ジェラボ)」です。
画像引用:IMOTERIA GELABO – GELATERIA GELABO
じっくり時間をかけて熟成・焼き上げた甘みたっぷりの焼き芋と、GELABOこだわりのジェラートが融合した新感覚スイーツを展開。
温かい焼き芋の上に冷たいジェラートをのせた「温×冷」の絶妙なハーモニーや、お芋の風味をしっかり活かした限定ジェラートなど、芋スイーツ好きにはたまらないラインナップが楽しめます。
まとめ:違いを知ると、もっとおいしく楽しめる!
「ジェラート」と「ソフトクリーム」の違いいかがでしたでしょうか?
素材の味をストレートに楽しむ、ヘルシーで高密度な「ジェラート」
濃厚なミルク感と、ふわっと軽い口溶けを楽しむ「ソフトクリーム」
どちらもそれぞれの良さがあり、職人のこだわりが詰まったスイーツです。ぜひ次にお店で見かけたときは、今回ご紹介した「乳脂肪分」や「空気の含ませ方」の違いを思い出しながら、その一口を味わってみてくださいね。