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ラクトアイスとは?アイスクリームとの違い・成分・選び方まで解説

目次




コンビニやスーパーでアイスを選ぶとき、パッケージに「ラクトアイス」と書かれているのを見かけたことはないでしょうか。

ラクトアイスとは、乳固形分が3.0%以上含まれるアイスの種類で、アイスクリームやアイスミルクよりも乳成分が少ないのが特徴です。 実は同じ「アイス」でも、乳成分の量によって4つの種類に分けられており、味わいや価格、体への影響もそれぞれ異なります。

この記事では、ラクトアイスの定義から他のアイスとの違い、健康面の注意点、さらにパッケージの見方まで詳しく解説しています。読み終える頃には、自分や家族に合ったアイスを自信を持って選べるようになるはずです。




※出典:一般社団法人日本乳業協会「アイスクリーム類にはどのような種類があるのですか?」
アイスクリーム類にはどのような種類があるのですか? | 乳と乳製品のQ&A | 一般社団法人日本乳業協会






ラクトアイスとは?定義と特徴をわかりやすく解説



アイスの種類は法律で細かく決められており、ラクトアイスにも明確な定義があります。ここではその基準と味の特徴、代表的な商品を紹介します。






ラクトアイスは「乳固形分3.0%以上」のアイス





ラクトアイスは、食品衛生法に基づく「乳及び乳製品の成分規格等に関する命令(乳等命令)」によって、乳固形分3.0%以上と定められたアイスの一種です。 アイスクリームやアイスミルクと異なり、乳脂肪分についての規格はありません。

そのため乳脂肪の代わりにパーム油などの植物油脂を使用した商品が多く、アイスクリームに比べて手頃な価格で販売される傾向があります。 この分類を知っておくと、パッケージの表示を見ただけで乳成分のおおよその含有量を判断できるでしょう。




※出典:一般社団法人日本乳業協会「アイスクリーム類にはどのような種類があるのですか?」
アイスクリーム類にはどのような種類があるのですか? | 乳と乳製品のQ&A | 一般社団法人日本乳業協会






ラクトアイスの味わいと食感の特徴





ラクトアイスは乳脂肪分が少ない分、アイスクリームほどの濃厚さはありません。その代わり、あっさりとした口当たりと軽い食感を楽しめるのが魅力です。

植物油脂の配合やレシピの工夫によって、なめらかなタイプからシャリシャリした食感のものまでバリエーションが豊富にあります。暑い日や食後のデザートなど、すっきりした冷たさを求める場面にはぴったりではないでしょうか。





ラクトアイスに分類される代表的な商品




画像引用先:アイス | 商品情報 | 株式会社 明治 – Meiji Co., Ltd. /  アイス|お口の恋人 ロッテ


ラクトアイスと聞いてもピンとこない方が多いかもしれませんが、実は身近なアイスの多くがこの種類に該当します。 スーパーやコンビニで定番の商品が並んでおり、日常的に手に取っている方も少なくないはずです




▼ラクトアイスの代表的な商品

明治 エッセルスーパーカップ:
なめらかな口当たりと大容量で人気のロングセラー

ロッテ 爽:
微細氷によるシャリシャリ食感が特徴

ロッテ クーリッシュ:
パウチ容器で片手で飲めるアイス






アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスの違いを比較



アイスクリームとラクトアイスの違いは、乳成分の含有量にあります。ここでは4種類の分類基準と、それぞれの味わいや価格帯の傾向を比較していきます。






乳固形分・乳脂肪分の基準で4種類に分かれる





日本で販売されるアイスは、食品衛生法に基づいて「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」の4つに分類されています。

この分類は乳固形分と乳脂肪分の含有量で決まり、乳成分が多いほど濃厚な味わいになる傾向があります。パッケージの「種類別名称」欄を見れば、どの分類に該当するかが一目でわかるようになっています。



▼アイスの4種類と成分基準

種類別名称乳固形分乳脂肪分
アイスクリーム15.0%以上8.0%以上
アイスミルク10.0%以上3.0%以上
ラクトアイス3.0%以上規定なし
氷菓3.0%未満規定なし





※出典:日本アイスクリーム協会「パッケージには、どんなことが書かれているの?」
パッケージには、どんなことが書かれているの?|教えてアイスクリーム王子|アイスの国へようこそ|日本アイスクリーム協会






アイスの種類別に見る味わいと価格帯の違い





乳成分の違いは、味わいと価格にはっきりと表れます。アイスクリームは乳脂肪分が豊富で、ミルクのコクや風味を強く感じられるのが特徴です。

一方、ラクトアイスは植物油脂で滑らかさを補っているため、軽やかですっきりとした味わいになります。 アイスミルクは両者の中間に位置し、ほどよいミルク感とさっぱり感を兼ね備えています。



▼種類別の味わいと価格帯の傾向

種類味わいの傾向価格帯の傾向
アイスクリーム濃厚でミルク感が強いやや高め
アイスミルクほどよいコクとあっさり感中程度
ラクトアイス軽やかですっきり比較的手頃
氷菓シャーベットのような清涼感手頃






「乳固形分」「乳脂肪分」とは何か





乳固形分とは、牛乳から水分を除いたすべての成分を指し、たんぱく質や脂質、カルシウムなどの栄養素が含まれています。 この乳固形分はさらに「乳脂肪分」と「無脂乳固形分」の2つに分かれており、乳脂肪分が多いほどコクのある味わいになります。

つまり、アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイスの違いは、この乳脂肪分の含有量が大きく関係しているのです。 乳固形分と乳脂肪分の関係を理解しておけば、パッケージの数値を見るだけでアイスの味の傾向を予想できるようになります。




ラクトアイスは体に悪い?成分と健康面の注意点



ラクトアイスの健康面を心配する声は少なくありません。植物油脂やカロリーについて正しい情報を確認し、安心して楽しむための知識を整理しましょう。





植物油脂が使われる理由とトランス脂肪酸の実態





ラクトアイスには乳脂肪分の規格がないため、多くの商品で植物油脂が使われています。植物油脂を加えることでなめらかな口当たりを実現しつつ、製造コストを抑えられるからです。 「植物油脂にはトランス脂肪酸が含まれるのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。

しかし、農林水産省が実施した平成26・27年度の調査では、市販のラクトアイス5品を対象にトランス脂肪酸の含有量を測定した結果、中央値は0.00g/100gでした。 製造技術の進歩により、国内のラクトアイスに含まれるトランス脂肪酸はごくわずかであることが報告されています。




※出典:農林水産省「平成26・27年度 食品中の脂質・トランス脂肪酸濃度の調査結果」
平成26・27年度調査結果(穀類加工品、乳類、油脂類、菓子類、嗜好飲料類、調味料・香辛料類、調理加工食品):農林水産省






カロリーは意外と高い?栄養成分の目安





ラクトアイスは乳脂肪分が少ないため「カロリーも低い」と思われがちですが、実際には植物油脂や砂糖が多く含まれており、普通脂肪タイプで100gあたり約217kcalとされています。これはご飯1杯分(約234kcal)に近い数値です。

乳脂肪分が少なくても植物油脂によって脂質の量は決して低くありません。カロリーが気になる方は、パッケージ裏面の栄養成分表示を確認してから選ぶのがおすすめです。




※出典:文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」
乳類/<牛乳及び乳製品>/(アイスクリーム類)/ラクトアイス/普通脂肪 – 01.一般成分表-無機質-ビタミン類






ラクトアイスは適量を守れば過度な心配は不要





植物油脂やカロリーの話を聞くと不安になるかもしれませんが、適量を楽しむ分には神経質になる必要はありません。 日本人のトランス脂肪酸の平均摂取量はWHO(世界保健機関)の基準を大きく下回っており、通常の食生活の中でラクトアイスを食べる程度であれば健康へのリスクは限定的です。


目安としては1日1個を上限にし、週に数回程度を心がけると食事全体のバランスも取りやすくなるでしょう。





失敗しないアイスの選び方と成分表示の見方



アイスの種類を理解したら、次は実際に店頭で選ぶときのポイントを押さえておきましょう。パッケージの情報を読み取るだけで、自分好みの商品を見つけやすくなります。





パッケージの「種類別名称」をチェックする





アイスを買うときにまず確認したいのが、パッケージに記載された「種類別名称」の欄です。ここに「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」「氷菓」のいずれかが表示されています。

濃厚なミルク感を求めるなら「アイスクリーム」、すっきりした味わいが好みなら「ラクトアイス」や「氷菓」を選ぶとイメージに近い商品を見つけやすいでしょう。この表示を見る習慣をつけるだけで、アイス選びの満足度はぐっと上がります。





原材料表示と栄養成分表示の見方





種類別名称に加えて、原材料表示と栄養成分表示にも目を向けると、より自分に合った商品を選べるようになります。

原材料は含有量の多い順に記載されているため、先頭に「牛乳」「クリーム」が並んでいれば乳原料がメインの商品です。逆に「植物油脂」や「砂糖」が上位に来ている場合は、乳脂肪が少なく油脂や糖質が多い商品だと判断できます。



▼チェックすべきポイント

原材料の先頭に何が並んでいるか(牛乳・クリーム or 砂糖・植物油脂)

栄養成分表示の1個あたりのカロリーと脂質の量

200kcalを大きく超える商品は食べる頻度で調整する






こだわりたいなら素材重視のアイスやジェラートも選択肢





成分表示をチェックした結果、「もっと乳製品そのもののおいしさを味わいたい」と感じた方もいるのではないでしょうか。 そんなときは、乳脂肪分の高い「アイスクリーム」規格の商品や、素材にこだわったジェラート専門店のアイスも選択肢に入れてみてください。

北海道産の牛乳や生クリームを使い、職人が手作りで仕上げたジェラートなら、大量生産では出せない濃厚な味わいを自宅でも楽しめます。





よくある質問|ラクトアイスに関する疑問




ラクトアイスの「ラクト」とはどういう意味?



「ラクト(lacto)」はラテン語で「乳」を意味する言葉です。「ラクトアイス」は「lacto」と「ice」を組み合わせた和製英語で、乳成分を含むアイスであることを表しています。英語圏では通じない日本独自の名称です。




ラクトアイスとアイスクリームはどちらが太りやすい?



一概にどちらが太りやすいとはいえません。ラクトアイスは乳脂肪分が少ない一方で植物油脂や砂糖が多く使われており、商品によってはアイスクリームよりもカロリーが高い場合があります。

気になる方は、商品ごとの栄養成分表示で1個あたりのカロリーと脂質を比較してみてください。




ラクトアイスは子どもに食べさせても大丈夫?



通常の量であれば、子どもがラクトアイスを食べても特に問題はありません。ただし、植物油脂や砂糖が含まれているため、1回に食べる量と頻度は親がコントロールするのが望ましいでしょう。

成分が気になる場合は、原材料がシンプルな「アイスクリーム」規格の商品を選ぶと安心感が高まります。






まとめ|ラクトアイスの特徴を知って自分に合ったアイスを選ぼう



ラクトアイスとアイスクリームの違いを理解できれば、毎日のアイス選びがもっと楽しくなります。


▼この記事のまとめ

・ラクトアイスは乳固形分3.0%以上のアイスで、植物油脂を使ったあっさり味が特徴
・アイスクリーム・アイスミルク・ラクトアイス・氷菓の4種類は乳成分の量で分けられている
・植物油脂やカロリーは適量であれば過度な心配は不要
・パッケージの「種類別名称」と原材料表示を見れば自分に合ったアイスを選べる





アイスの種類を知ると、「もっと乳製品の味わいをしっかり感じたい」と思う方もいるかもしれません。乳成分の違いは味のコクや風味に直結するため、せっかくなら素材にこだわった本格的なアイスを試してみるのも一つの方法です。

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