ジェラートとアイスの違いが気になったことはないでしょうか。どちらも冷たくておいしいスイーツですが、実は乳脂肪分や空気の含有量、カロリー、食べごろの温度という4つのポイントで大きく異なります。
この違いを知っておくと、自分の好みにぴったりの一品を選べるようになりますよ。
この記事では、ジェラートとアイスクリームの4つの違いをわかりやすく比較し、ジェラートとシャーベットの違いや日本のアイス分類まで幅広くお伝えしていきますね。
ジェラートとアイスクリームの4つの違いを比較
ジェラートとアイスクリームには、乳脂肪分・空気含有量・カロリー・食べごろ温度という4つの明確な違いがあります。
乳脂肪分の違い|ジェラートは4〜8%でさっぱり
ジェラートとアイスクリームで最も大きく異なるのは、乳脂肪分の含有率です。日本の法令ではアイスクリームの乳脂肪分は8%以上と定められていますが、ジェラートは4〜8%程度で作られるのが一般的です。
乳脂肪分が少ない分、くどさがなく軽やかな口当たりを楽しめるのがジェラートの特徴といえるでしょう。一方のアイスクリームは、クリーム感の強いリッチな味わいが持ち味。好みに応じて選び分けてみてください。
▼乳脂肪分の比較
| 項目 | ジェラート | アイスクリーム |
| 乳脂肪分 | 4〜8% | 8%以上 |
| 味わい | さっぱり・素材の風味が際立つ | 濃厚・クリーミー |
空気含有量(オーバーラン)の違い|密度が濃厚さの秘密
冷たいスイーツの食感を左右するのが、製造時に混ぜ込む空気の量(オーバーラン)です。アイスクリームはオーバーランが60〜100%と多く、ふんわり軽い食感に仕上がるのが特徴といえるでしょう。 一方でジェラートのオーバーランは20〜40%程度と控えめなため、密度が濃くなめらかな舌触りになります。
空気が少ない分、素材そのものの味をダイレクトに感じられるのがジェラートならではの魅力ではないでしょうか。
▼オーバーラン(空気含有量)の比較
| 項目 | ジェラート | アイスクリーム |
| オーバーラン | 20〜40% | 60〜100% |
| 食感 | 密度が濃くなめらか | ふんわり軽い |
カロリーの違い|ジェラートは約3割ひかえめ
乳脂肪分と空気含有量の差は、当然カロリーにも反映されてきます。100gあたりの平均的なカロリーを比べると、アイスクリームが約180kcalなのに対してジェラートは約120kcalとおよそ3割低め。
カロリーを気にしながらもスイーツを楽しみたい方にとって、ジェラートはうれしい選択肢ではないでしょうか。ただし、フレーバーやトッピングによって数値は変動するため、あくまで目安として参考にしてみてください。
▼カロリー比較(100gあたりの目安)
| 項目 | ジェラート | アイスクリーム |
| カロリー | 約120kcal | 約180kcal |
| 乳脂肪分 | 4〜8% | 8%以上 |
食べごろ温度の違い|ジェラートはやや高めで提供
ジェラートとアイスクリームでは、おいしく食べられる温度帯にも差があります。アイスクリームはマイナス18℃以下で管理・提供されるのが一般的ですが、ジェラートの食べごろはマイナス8〜10℃前後とやや高めの設定です。
この温度差がジェラート特有のもったりとしたやわらかさを生み出し、口に入れた瞬間にフレーバーが広がりやすくなるのがうれしいところ。通販などで購入した場合は、冷凍庫から出して数分ほど置いてから食べると、専門店に近い食感を味わえますよ。
そもそもジェラートとは?日本のアイス4分類での位置づけ
ジェラートとアイスクリームの違いをより深く理解するために、ジェラートの定義と日本独自のアイス分類を確認しておきましょう。
ジェラートはイタリア語で「凍ったお菓子」という意味
ジェラート(gelato)はイタリア語で「凍った」を意味する言葉で、果汁や果肉、牛乳、砂糖などを混ぜて凍らせた冷菓の総称です。イタリアが発祥地とされ、国内にはジェラート専門店(ジェラテリア)が数万店規模で存在するといわれるほど。
日本のコンビニに匹敵するほどジェラテリアが街中に点在しており、イタリアでは国民的スイーツとして親しまれてきました。本場ではアイスクリームやシャーベットも含めて「ジェラート」と呼ぶのが一般的です。
日本のアイスクリーム類は4つに分類される
日本では「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」にもとづき、乳固形分と乳脂肪分の含有量に応じてアイスクリーム類が3種類に分けられています。乳固形分が基準を下回るものは「氷菓」に区分され、全体で4つのカテゴリーが存在するかたちです。
この分類を覚えておくと、市販のアイスのパッケージ裏面に書かれた「種類別」の表示を見るだけで、どんな特徴のアイスかがわかるようになりますよ。
▼日本のアイスクリーム類4分類
| 分類 | 乳固形分 | 乳脂肪分 | 特徴 |
| アイスクリーム | 15%以上 | 8%以上 | 濃厚でクリーミー |
| アイスミルク | 10%以上 | 3%以上 | やや軽い口当たり |
| ラクトアイス | 3%以上 | − | さっぱりした食感 |
| 氷菓 | 3%未満 | − | シャリシャリとした食感 |
ジェラートは「アイスミルク」に分類されることが多い
ジェラートの乳脂肪分は一般的に5%前後のため、日本の分類では「アイスミルク」に該当するケースがほとんどです。パッケージに「アイスミルク」と記載されていても、それはジェラート本来の低脂肪・高密度な製法の証といえるでしょう。
アイスクリームより乳脂肪分が低いからといって、植物油脂でコクを補うような手法はジェラートには基本的にありません。素材そのものの風味を活かした製法がジェラートの持ち味であり、乳脂肪分の数値だけでは測れないおいしさがそこにあるのではないでしょうか。
ジェラートとシャーベットの違いも押さえておこう
ジェラートと混同されやすいスイーツの一つにシャーベットがあります。両者は乳固形分の量と食感に明確な違いがあるため、選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。
乳固形分と食感がジェラートとシャーベットの分かれ目
ジェラートとシャーベットの違いを端的にいうと、乳固形分の含有量が最大のポイントになります。ジェラートは牛乳や生クリームをベースにしているため乳固形分が10%前後含まれるのに対し、シャーベットは果汁やフルーツピューレが主原料で3%未満にとどまるのが特徴といえるでしょう。
この差が食感にも表れており、ジェラートはなめらかでクリーミーな口当たり、シャーベットはシャリシャリとした軽さが持ち味といえるでしょう。
日本の食品衛生法ではシャーベットは「氷菓」に分類されるため、ジェラートとはカテゴリー自体が異なるスイーツです。
▼ジェラートとシャーベットの比較
| 項目 | ジェラート | シャーベット |
| 主原料 | 牛乳・生クリーム+果物等 | 果汁・フルーツピューレ |
| 乳固形分 | 10%前後 | 3%未満 |
| 分類 | アイスミルク | 氷菓 |
| 食感 | なめらか・クリーミー | シャリシャリ・軽い |
好みに合った冷たいスイーツの選び方
ジェラート・アイスクリーム・シャーベットにはそれぞれ異なる魅力があるため、気分やシーンに合わせて選ぶとスイーツタイムがより充実します。
素材の風味を味わいたいときやカロリーが気になるときはジェラート、濃厚なクリーム感を楽しみたいならアイスクリーム、さっぱりリフレッシュしたいならシャーベットがおすすめです。
▼シーン別おすすめスイーツ
・素材の風味をしっかり味わいたいとき → ジェラート
・濃厚なクリーム感を楽しみたいとき → アイスクリーム
・さっぱりリフレッシュしたいとき → シャーベット
・カロリーを気にしつつ満足感が欲しいとき → ジェラート
ジェラートをもっとおいしく楽しむ食べ方のコツ
せっかくジェラートを食べるなら、ちょっとした工夫で本来の味わいを最大限に引き出してみませんか。ポイントは温度管理です。
食べる前に少し溶かすと風味が引き立つ
ジェラートの食べごろ温度はマイナス8〜10℃前後ですが、冷凍庫で保管しているとマイナス18℃以下まで冷えてしまうもの。カチカチのまま口にすると、舌が冷たさに鈍くなって素材の繊細な風味を感じにくくなるのが難点です。
冷凍庫から出して3〜5分ほど室温に置き、スプーンがすっと入る程度のやわらかさになったタイミングがベストといえるでしょう。少し溶かすだけで、フルーツやミルクの香りがふわっと広がり、専門店で食べるときのような味わいに近づきますよ。
お取り寄せジェラートを自宅で堪能する方法
近くにジェラート専門店がなくても、通販で本格的なジェラートを取り寄せれば自宅で手軽に堪能できます。お取り寄せを選ぶ際は、素材にこだわった手作り製法のものを選ぶのがポイントです。
大量生産品にはない風味の豊かさを体験できますよ。 北海道産の牛乳や旬のフルーツなど、産地や素材が明記されている商品は品質の目安になります。複数フレーバーのセットなら食べ比べも楽しめるため、家族や友人への贈り物にもぴったりではないでしょうか。
よくある質問|ジェラートとアイスに関する疑問
ジェラートとソフトクリームの違いは?
ソフトクリームはアイスクリームの一種で、マイナス5〜7℃のやわらかい状態で提供されるできたてのスイーツです。
対してジェラートはマイナス8〜10℃で管理されており、オーバーラン(空気含有量)が低い分だけ密度の濃いなめらかな食感が特徴といえるでしょう。ソフトクリームはふんわり軽く、ジェラートはもったり濃厚という違いが最大のポイントです。
ジェラートに賞味期限はあるの?
アイスクリーム類はマイナス18℃以下で保存すれば品質変化が少ないため、法令上は賞味期限の表示が義務付けられていません。
そのためジェラートにも賞味期限が記載されていないケースがほとんどですが、素材の風味を活かした手作りジェラートほど時間の経過で風味が飛びやすい傾向にあるのも事実。届いたらなるべく早めに食べるのがおすすめです。
まとめ|違いを知ればジェラートがもっと楽しくなる
ジェラートとアイスクリームの4つの違いを中心に解説しました。
▼この記事のまとめ
・ジェラートは乳脂肪分4〜8%でアイスクリーム(8%以上)よりさっぱり
・空気含有量が少ないため密度が濃く、素材の味をしっかり感じられる
・カロリーはアイスクリームの約3割低め
・シャーベットとは乳固形分の量と食感が異なる
・食べる前に数分溶かすだけで風味が格段にアップする
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